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女子学生向けキャリアセミナーを開催しました(11/6)

2022.11.15

東北大学工学系にて、女子学生向けキャリアデザインセミナーを開催し、学生や高校生、教員らが参加しました(11/6)。


 本セミナーは、工学研究科が本年度4月から立ち上げたDEI(Diversity, Equity&inclusion)プロジェクトによる初めてのイベントとして企画されました。対象はなるべく広く、東北大学工学系(情報科学研究科、医工学研究科、環境科学研究科も含む)の学部1年生から大学院後期課程までの女子学生、さらには、東北大学科学者の卵養成講座に所属する女子高校生、としています。

参加企業は、AGC、JSR、DOWAホールディングス、昭和電工・昭和電工マテリアルズ、BASFジャパン、産業技術総合研究所の6社で、オンラインでの開催となりました。

 

セミナーでは、まず、北川 尚美 研究科長補佐(男女共同参画担当)より、開会趣旨とDEI推進プロジェクトの目的や内容が共有されました。

次に、第一部では、各社に所属する本学OGを中心とした女性社員から、学生時代の研究、どのように考えて現在の企業に就職したのか、現在の働き方、などが紹介されました。

また、第二部では、企業ごとの6つのブースを設け、参加者が20分ごとに3つの企業を巡って、社員の方々とざっくばらんに会話できる座談会を行いました。少人数で話しやすい環境であったため、「なぜ研究職を目指したのか」、「ライフステージや関心等に合わせて部署を移動できるのか」、「研究職の雰囲気はどのようですか」、「理系か文系か悩んでいます」など、聞きたいことをしっかり聞けたと充実した時間となったようです。

【参加者アンケートより抜粋】
■進路を考える上で道が広がったと思います。似ている職種でも仕事は異なっていて、自分の合っている企業も探すことが大切だと感じました。
■研究職に就かれている方のお話を聞けて、とても良かったです。女性の方で、研究職を選択した方が実際に社会で活躍されているご様子を見て、自分にも将来いろいろな選択肢があるのだ、と背中を押していただけたような気持ちになりました。
■修士課程と博士課程について、就職での不利な点は、あまりないということが分かりました。

ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。今後も積極的にこのようなセミナーを企画していきますので、ぜひご参加ください。